まあ(ロシアおよび中国の歴史)

まあなんちゅうか「独裁者」なんだけど

ロシアからソ連になったらスターリン

中華人民共和国になったら毛沢東

どっちも独裁どっちも死後に評価がひっくりかえる

わけだし

つまりはプーチンも死後にはさんざんに言われるであろう

なにしろ負けるわけだからな

負けた指導者は屍さえも毀損されるだけさ

 

なぜプーチンが負けるとわかっているかというと

プーチン以外の人間は全員世界中の人間がプーチンを嫌いだからさ

おそらくは中国の指導者でさえもね

 

そんなことを思ったのはひとのブログを読んでたからなんだが

その人は文芸評論家なので

三島のこととか書いてたんだが

ふと昭和歴史の中にスターリン批判という言葉が登場して

そういえばオレはそれを知らないなとおもったわけで

 

そこからネットでちょっとはしらべた

 

何で調べるかというと

それは今日図書館んで「スラブ十字路」という本をちらっと

読んで

スラブ民族なるもののどっからどこまでとかオレぜんぜんしらないなあ

と思ったところがはじまりの点

 

もちろん

ペルシアとアラブの違いとか

スンニ派シーア派がいまどの国でとかも知らないし

カザフスタンウズベキスタントルクメニスタンアゼルバイジャンアルメニアとトルコの関係も知らないし民族がどのようになっているかもしらない

 

オレの知識はアメリカ史に偏り過ぎている

アメリカが世界であるかのように

 

もちろんアメリカが世界なのではなく世界が世界なのである

トートロジー

 

いまの北朝鮮だって絶対そのうち倒れると思っても

なかなか倒れない

中国(ロシアも?)が支援しているからだ

なぜしているかといえばそれが中国の利益になるからだろう

べつに好きだからとか共感しているとかそういうのはないと思う

 

なぜ自民党がイエ制度をまもりたいなどと思っているかというと

そのほうがいまの高齢男性中心の社会をそのままでいさせてくれるし

ラクで助かるしその息子たちへと二世三世でつなげていきたい気持ちが

かなえられるから

都合がいい(たとえそれが世界の潮流とまるで別の方向だったとしても)

からこそイエという信仰をまもりたいわけじゃんね

まんま自民党教という宗教なんだね

 

神道がどうして自民党に肩入れするかというといまや

日本人は世俗化して世界で一番世俗であるからし

宗教が生きていくためには政治と一体化するしかないからしているに

決まっている

(キマっていると書いてしまうような人間には注意せよ)

 

神道がつぶれてもオレはぜんぜん困らないんだけどねえ

仏教寺院はなくてもいい

仏教そのものがあればいいのだ

なぜならオレが評価しているのは論理体系としての仏教だけだから

(しかし一方で一定の弔いの儀式はあっていいとは思っているが)

 

歴史や政治の展開をしらないと投票行動はできないと思う

いまの自民党がどのくらい教科書にのっている政治行動とかけ離れているか

なぜあいつらは恥ずかしいとさえ思わないのか

 

本当は倫理の問題だと思うのだが

 

あいつらバカだから倫理のナニもわからんだろう

 

言葉を届けるにはわかりやすくないといけない

たとえそれが敵に向けての言葉だったとしても

(とヴォネガットを読んでいて思ったね)