図書館で借りた本

もちろん面白そうな予感があるから借りるのである

 

中井亜佐子『日常の読書学』

コンラッド『闇の奥』をテクストとして採用して精読し

批評ししゃぶりつくす行為をつうじて日常の読書(この用語はヴァージニア・ウルフの「ふつうの読者」(評論集)の中でのふつうの人のふつうのOrdinaryな読書からきている)とはとかそれと精読・批評はどうつながっているのかという

つまり

「読書」という行為そのものについて考えたい人が書いた本である

英語文學の専門家で教授の人の書いた本であるからし

分かった上で一般読者が読めるように工夫してあると

いう呈ではないかと思う

思うけどさらにそこには『闇の奥』の面白さをもっと知ってほしいとか

いろんな欲がからんでいるのではないかとも思う

学究をすすめ極めるとそこから面白いことが生まれているという

こと

ではないかとも思う

 

このように本を信じてつきあう人がまだまだ多いことはオレにとっても救いなので図書館は亡びるまではやめられない

滅ぼそうとする輩もいるので闘わないといけないのです