「福をよびこめ」の出典は電グルです。
さて。
ビデオまとめ見「あさっての方向。」より「本当の名前」「そこにある現在(いま)」。
そうかあ。
いまさら思うが、やはり、第8話が一番低いところだったのだなあ。そこのサブタイトルが全体タイトルだもんなあ。
それにしてもしみじみする。それにしてもうまい演出。11話の。
Aパートがおわり、Bパートに入って、そこで、Aパートラストの「あっ告白が始まってしまった」ところから一旦時間が飛んでその日の夜となり、もう諍いが起きてしまっていて、からだ=佐藤さんは何かを忘れたいかのように洗い物にせいを出し。そのあとからだは岬の方へいく。テツから「佐藤さんが突然願い石の話をしだして」と聞いていたことみちゃんは、岬に佇むからだのところに来て。当然、テツと同じくことみちゃんも、からだの「告白」を全然信じていない。でもからだはことみちゃんに言う「本当なんです」ここで時間が戻ってAパートラストのからだのテツへの「告白」に改めてつながっていく・・・・なんてうまいんだ。
思うに私の日記とか友へのメールとかは、ひとから見ると「なにあたりまえのことを今さら改めて大事に気づいたように言う(書く)の?」という反応されることがしばしばなので、ここに書いたことは皆が物語りのつくりかたのよくあるアイデアに過ぎないと思われるかもしれないが私は今日これにふれてしみじみ感動したんだよ〜=。
それにしても、「願い石で入れ替わったんです」と告白をするまでの、長いあいだ、テツに対して黙っていた、熱を出したテツを見守っていた、その苦しそうな、言えないことで苦しそうなからだちゃんがたまらなく切ない。言いたいことをいえない苦しみと、テツから好かれてることを嬉しく思いながらテツに黙っていることで騙しているような良心の呵責、罪悪感に苛まされるからだちゃんが切ない。
表現がステレオタイプですよ。
しょうがない。ある程度は他人様につうじる言葉で書かないと何もわからなくなってしまうではないか。
とにかく次回第12回ですよ。ちいさいしょうこさんを目の当たりにすればテツも何か悟るかもよってことかあ。ああ次回が最終回なのかなあ。そうみたいだなあ。かなしいなあ。でも幸せになってほしいなあ。
今期はまあとにかく「あさって」があったことで大変に切ない想いをしばしば味わわせてもらって堪能した。それがすべてだ。私の適当なアニメ選択が当たりでうれしい。競馬が外れてばかりでもこういうところはちゃんとしてる。次期1-3月期は結構テレビどころではなくなる恐れが大きく、さてどうなることやら。