忘れてたが

チルドレンを。
絶対可憐チルドレン。サンデーの柱のひとつだとは思う。面白い。さらに、ちょっとだけ萌える。しかしおそらくは作者の諧謔趣味のおかげで、ストレートに萌えることに抵抗が生まれてしまう漫画だ。どういうことかというと、漫画そのものでありながら、「漫画に対する評論」をその中に含んでいるという構造。とくに1ページ目に「さぷりめんと」と称して本編ではできない内容を描きはじめてからその傾向や顕著。つまり「メタ漫画」でもあるというかたち。
 そういうことが受け取り手に対しての「ちょっとさめてしまう」こころに働きかけてしまう様子。
 チルドレンはつまりジャンプに載ったならばそのストレートでなさについて即編集側からストップをかけられるタイプの漫画と思うのである。
 だから何ってなんでもないけどさあ。
 もはや、3人のレベル7のチルドレンの成長を待っている間にサンデー自体が倒産休刊もありうるってもんだと思うのよ。
 悠長なことはやってらんない。
 神のみのような可能性のある大きくつながるような漫画はサンデーを出ていってどこか別のところで花ひらいた方がいいと思うのだった。作者が「サンデー以外では描く気がしない」と公言しているだけにますます。オレは作者のWEB日記の読者でもあるけれども。