花咲くいろは

7話8話みた。充実。労働の中でも「おそらくは対価以外に 温かい感じを得ることができる」ような労働。それはたぶん「大切な仲間」とか「その組織の伝統」とか「その組織に属することの特別な意義」みたいなもんかと。何に似てるかというと、対価が安くても、かわりに「スキルを得られる」とか「その仕事自体が 面白い」ということ。こないだクロ現で見たベトナムの自国生産自動車工場の立ち上げみたいな。金型の作成について一から学ぶとか。その中で、給料の多寡だけで次々と転職していく人がいたりしたが、やがて働くベトナム人たちが、日本人の「先生」から学ぶことをそれ自体充実であると感じるようになっていくこと。たしかに金型は工業生産の基本みたいなとこあるなあ。
 そういうのが旅館にもあるってことでどうだろう。
 なるべく「前近代的」であればあるほど、こういうのは、ある。
 現代なら「歌舞伎座で裏方」とかね。そう簡単にはなれないけどね。