ゆかりん。
ラジオ。
集中的に聴く。
伊集院とかほっちゃんを集中的に聴いたあとにゆかりんラジオをきくと、思うことは。ゆかりんは自由だ。多分彼女は垂れ流しに秀いている。
そういうが、思っていることを言語化してそのまま垂れ流すことは、容易なことではない。
だいたいの人は言葉が止まる。
彼女はプロ声優でありついでにプロラジオパーソナリティーなので、そのへんはプロの仕事である。止まらない。
思ったことをそのまま言っている。話に矛盾とか、話の流れとか、そういうことは一切気にしていない。
このへんがほっちゃんと違うところである。ほっちゃんは「はじめから最後までの一貫したまとまりと調和」についての調整が天才的なので、破綻しない。破綻がない。何を話すか、そのことは決められており決められた通りに進む。構成台本からの破綻が起きない。
知らないけど。
ゆかりんのラジオは、ゆかりんの言いたいこと、あるいは収録のときのゆかりんの意思に基づいて収録されるので、そのときのゆかりんをそのまま映し出している。
ラジオなのに映すとはこれいかに。
天才の語りはもちろん映像とともに語りだすのですべてが総天然色である。