なにもなければ静かだ。やっと雨がやんだから。
きゅうりをポン酢に漬ける。
ともあれ。オレの仕事は客先をまわることなのだが結局何をしているかというと話をきいて相槌をうっているのである。
なかなか、自分の話をうんうんといって聴いてくれる相手に恵まれている人も少なかろうて。オレだってそうだ。いない。
聴いてもらえることは一種の喜びでもあるだろう。推定。
けして否定されないというステージはいいものだろう。いつも否定されてる人ならとくに。
それをメロメロと表現していいものやらなんやら。
わからん。ひたすらわからん。