conscientia

「アンソーシャルディスタンス」

より

conscientia

そういう英語の単語はないが(Ditionary.comには無い)

ラテン語だった

作中にそう書いてある

 

ところでこの

作品では主人公は

自分というものの意識がなかった

だからそういうタイトルである

 

夫がいてセックスレス

この夫は復讐的にレイプ的なセックスをしてくるかなと思ったら

果たしてそうしてくるのだがしかし

主人公からみたらそれはレイプではないのだった

一方で不倫相手もいるがその男はどこまでもなにか壊れているので

結局途中で壊れてて最後も壊れてた

一方で主人公の友人女性の弟というのもいて

これがまた表面的な思考だけが存在する人間で

あまりにそれ以外の思考がない人間だった

夫からのレイプまがいのセックスでついた痣を発見すると

萎えるタイプであった

そして最終的には主人公は一人称で語ることをやめて

「彼女は」というのであった

さらに増えたセックスの相手との夜の飲み会にでかけるためのメイクで

 

主人公はメイク開発の専門にする職業人でそれはいちおう

乱れた生活であっても職業は続いていた

 

メイクになにか刹那の

どうせ落とすものなのに

的な象徴性も帯びさせていた

 

この話がいままでの3つでは一番くらやみ性が高いというか

途中で夫がおかしなことに意識について長文で語りだすあたりから

わからなくなるそれはくらやみだった

 

面白い