軽蔑

(つづき)

しかしオレは本人なのでその偏見が

ものすごい強固だって自分でしっているのであるが

なぜ

そのような偏見をもつに至ったのか

 

まずヤングであるときには

オレ=ヤングは

別に無罪でもなく

ただのしたいことを我慢しないでやっちゃうだけだと

オレは自覚していたが

高齢者のことなど知らないし関心もなく

いわば

社会の中にそんなのがいるなんて

意識さえしなかった

 

そのくらい自分中心世界ありかたが際立ってくっきりはっきりしていた

世界の外側なんて知ったこっちゃないのである

そのくらい大変清々しく境界があったのである(もちろん多様である世界が

ひろがっていることは知識として知ってはいるが

意識にはないので

知らぬ存ぜぬである)

 

なまじ年を取って知識だけではなく実際に

体験経験としていろんな場所がある(いろんばしょ)

こと

他人が存在していること

他人も存在するんだ!

みなそれぞれ勝手であること

合理性の法則なんて共通ではなくて人それぞれの正義でさえも違っていて

あまりにも違うのでどうしようもないこと

コンビニのゴミ箱にゴミを捨てる輩がおりそいつらはゴミを家まで

もってかえることさえもできないんだとオレが思っていること

マジで軽蔑している

いつも

そいつらこそを人間消滅工場にぶっこんでゴミといっしょに消しさればいいのに

 

とかね