映画「マリの話」について

下北沢エキマエシネマK2にて

 

60分の4部構成の映画

 

互いに必然の繋がりがない

とも見えるし

行動の理由はわからない

あると思えばあるという

 

ので

面白かったのは3部

のことだけ書きますが

 

猫を探す老女がおり

足を痛めていて両松葉杖である

 

通った女が

若い女

いっしょに猫を探しましょ

という

 

スリード誘いなのか

猫の写真と花のある台が

見えるので猫は死んでいるのか?

とも思われるが

3部のさいごで

セリフだけだけど猫は帰ってくる

 

猫が見つからないあいだ

老女と女は猫の像(狐だけど)に

話しかけたり

縁側でねころんで猫のダンス

毛づくろいのような

顔を舐めるような

猫になる

 

謎の展開

 

トークショーによれば

3部の俳優 老女の役

の方は翻訳とかいろいろされているそうで

猫のというアイデアをだしたら

まず猫の言葉の文法からかんがえましょう

なったんだって

 

猫のダンスはコレオグラファーが参加しておる

 

つまり監督の思いつきが

プロの設定づくりを関わらせることで

作品として

不思議なものができた

ということのようですよ

 

不思議でした

たしかに

 

みたことないやつで

 

あと4部の

仏語訳された

朔太郎の詩 

よかった