「宇崎ちゃんはあそびたい!」110話

恐ろしい話

 

さて宇崎ちゃんは無事告白ーつきあうー初セックスー先輩が

宇崎家をおとずれてプロポーズのことを親に話すと

宇崎親は「家族全員となかよくなれ」というのであった

それが110話で・・・

 

おそろしいこととしては宇崎ちゃんの妹(柳)が

じゃあセンパイさんわたしとゲームで遊んでください

というのである

 

要するに柳は対戦型のゲームで目の前で

自分にまけた人間の顔や姿をみたいという欲望があり

そのためには負けた側がどうなろうとかまわない・・・

いやかまわないのではなく「まけてもたとえば肉体喧嘩とかで

復讐の攻撃をしてこない相手」を選んでいるし

 

まあその柳の姿がギャグ漫画の纏をつけたサディズムそのものなので

おそろしい(読者からしたらこういう人間には本当に近づきたくない)

 

ということがある

 

オレがいいたいのは「日常にあるおそろしいの要素」である

 

まあ完全に善良な人間などいないのであって

私利私欲はあるし

 

あるけどなんとか折り合いをつけて世間で生きている(他人と

接している)のであって

 

しかしその中でもゆるされたシチュをつくり

そこで自分の欲望(たとえば他人を攻撃して完膚なきまでに

たたきのめして そのあとに敗北を抱きしめている人間の顔をみたいという

欲望)を十全に解放する

解放したい

 

という人もいるわけで

 

そりゃあ世の中には他人にみられない場所をつくってそこで

性欲を十全に解放することが最大の人生の目的であり欲望の最高地点である

ような人間もいるし

 

殺人を行いそれをばれないように工夫することで

また殺人を行って

誰にもしられずそれをしてさいごに誰にもしられないまま死ぬ

という計画を実行しきって快感のうちに死ぬ人もいるだろう

 

柳のしていることはそういうことと質的には同質だと

思うのね

 

どう?