それは誰にでもできるわけではない

つまり認識の誤謬

 

「ないと困る」「必ず全員がそれを必要とする」

のはニーズがあるという話であるし

 

じゃあそれを誰もがそれできるかっていうと

いわゆる「他人にそれをおしつけている」やつは

実際にそれをしなくてはいけないときになって

はじめてそれがおまえには「できない」ことを

認識するんだよ

 

まあ「見下す」という心理が

「そういうふうに考えたい」「そういうふうに考えたほうがきもちがいい」

「そういう風に考えたほうが自分の一瞬の心理のごまかしになってその場しのぎ

できる」

のであろうし

脳や心理の機制

 

なんでも「脳は自分で苦労して入手したもの

に 価値がないとがっかりしてしまう のを防ぐために無理やり

それには価値がある という架空物語を捏造する」ようにできている

んだってさーー

面倒な脳だね

 

がっかりに弱いというのもあるね

 

togetter.com

 

そうなんだよ

 

いろいろな問題があるんだが特にオレがいま気になっているのは

物流である

本屋を(古書店を)やりたいなあとおもいはじめてから

調べているが

結局新刊書店は物流に依存している(取次からの配本と取次への返本)ので

あって

それは規模の問題(全国で買えるという客にとっての利便と

全国で開業できるという店の利便)

であるが

結局アマゾンなどの本屋が物流を支配しているように見えるのは

ロングのテールで長くたくさん広く売る方式のマスがひろがったので

ペイするようになり

一般物流ルートを支配するようになったのであって

 

取次などの本雑誌流通は

それに特化したがために

それだけを運ぶわけだが売れなくなればペイできなくなる

 

コンビニ雑誌物流は

www.yomiuri.co.jp

 

つまりコンビニに雑誌をはこぶついでに

書店に本を運んでいたがもうやんねえよ(日販)と

いうのである

どっちも(コンビニも書店も)本雑誌が売れないので

運ぶのがペイしないのである

 

そうだよね運ぶだけで金がかかるのはあたりまえ

運ぶなんて誰にでもできるというなかれ

できませんよ

トラックの扱いと管理

睡眠欲とのたたかい

駐車場問題

 

書店再販制度と書籍流通はまさにもういま終わるところ

 

保育とか掃除とか郵便とかこの世界をささえる 仕組みが

崩壊するときに

 

仕組みがかわるのは

 

たぶん人類学としても

世間のありかたががらっとかわる(たとえば

ブリテン島におけるノルマン侵入の以前と以後)

のではなかろうか

どうなのかね

だってノルマン人の流儀に世間と社会がそうなるんじゃないの?

そんなに一気にはかわれないの>?

 

日本だって平安末期にいっかい国がなくなる勢いで

大量の人口減があったんでしょ(そしてそのあと

武士が安定社会をつくるまでに500年くらいかかったんでしょ)

 

いろいろこうイメージに謎がある