もちろん世の中というのは「オレが思っているとおりに」はならないので
ならないというかオレが関与していない部分が大多数で
オレが関与しているのはオレの周囲のほんのちいさな
領土とさえもいえないオレの身体さえもオレのものではないし
ままならないことばかりなのさということなのだが
それでも世の中でトランプが大統領になるようで(2回目)
Mなる芸能人が自主的に芸能界を中止して裁判やっていたが自ら訴訟を取り下げたというのがニュースになり(実質裁判に勝てないことが確実だからだ)
それでなんかコバンザメ芸人がついったで「Mさんがかえってくる!」とか
かえってくるかどうかさえもわからんのに早漏にもツイートしてて
オレはそのコバンザメの芸そのものはけっこう好きだったのでそれでがっかりしたのである
コバンザメが誰なのかとかどうでもよくて
まったく世の中の方向はままならんというか
実際にはそれは「配慮と熟慮をへてから出せるなら出す」くらいの
ものだったのだ
まあどっちでもいいんだけど
トランプのアメリカはまったく興味がないが
なぜ民主党が負けたのかのほうの話には興味があるので漁っている
大別すると
・カマラは途中から選挙戦に出てきたがこのために本来は予備選でさんざん追求されるはずのおまえは誰だ何をしたいんだおまえのことを話せという段階をスキップしてしまい
実際の選挙戦では「トランプを批判する」ことに注力する方針で望んだのでますますカマラとは誰でどのような信条で>?ということがわからなくなっていった
・カマラにしてみたらそれしかやることがなかったのであるなんしろ現役の副大統領なのであからさまにバイデンの失策を知っていてもバイデンを攻撃するわけにはいかなかったから
・そしてアメリカ国民は左右をつうじてインフレに苦しんでおりそのインフレが誰の責任かといえば現政権の責任であることそれ自体はまったく消せないのである
・あとバイデンのイスラエル擁護(そして終わらせられない)について絶望している
・トランプになればすべてがよくなるとアメリカ国民が信じているわけではないがバイデンがあまりによくないためにとても民主党に票をいれるわけにはいかないという結果
・あとピケティの言う「バラモン左翼と商人右翼」が本当にすべての先進国で統計上あきらかになってしまいアメリカだってそうであり
参考
低学歴者の逆襲(又はピケティ再訪): hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
つまるところ本当に民主党は「少数派の高学歴経済リッチ政党」になってしまったので票の数であらそう選挙で負けるのは理の当然になってしまった(とくにアメリカの選挙人獲得式選挙制度はそれに拍車をかける方式である)’(これが議会制で議員が投票する制度だったらまだ変わっていたかもしれない)
といった分析の結果であるオレが読んだところではね
はあ
そしてトランプは「格差の是正」のためには何もしないのでますます経済格差はひらいていくばかりなのである
本当に日本でも大阪維新における大阪のように口だけで実際は経済わるくなる政党が票をかくとくするような
有権者がバカなんだよみたいな
そういう話は
ポピュリズムとおなじくらい有権者をあきらめるのもいけんばいと
思うのだが
じゃあ玉木国民民主党みたいな自分たちが人気でれば野党であっても与党政策にくいこんでしかし野党のままみたいなコウモリ作戦になってしまうのがいいのかっていえば
それもなあであるし
なににも賛成できない(賛成できる政党がいない)
のである