えっと。我はまったくもって最後の方であり、なんかしらん舞波だけ21時の歌衣裳のうえに黒いニット(サマーセーターみたいな)を羽織っていたのである。その黒さと、軽くウェーブした髪、目から頬への線、はにかんだ笑顔(舞波には桃子のような全開笑顔はできないのである)。美人だよ。
そうそう2chなどでご存知の方は多かろうと思うが、最後の方で、さんざん待たされたおかげでいいことがあったんである。桃子劇場である。パート1と2がある。桃子劇場という言い方は非難されると思うが、実質そうなんだからいいんである。パート1。なんかしらんが、メンバーの半分が引っ込んで出てこず、4人、桃子りしゃみやまーさだけ出てきて、突然マイクパフォーマンスがはじまった。この間を埋めるつもりのようである。となりではハラハラしながらアニキがいる。間をつなぐのはアニキの役である本来。アニキというのは一連のベリっ子CD握手会でだいたい司会をやっているゼティマの社員のこと。通称アニキと呼ばれている。桃子劇場2ではベリっ子からもアニキと呼ばれていた。話を戻す。アニキは、ハラハラしつつ、それでいいのか?それでいいのか?的に隣にいて、舞台裏情勢なども確認しつつ見守っていた。とつぜん、客とじゃんけんをはじめる4人。しかし企画があらかじめ練ってあるわけではなく、そのままじゃんけんはおいてけぼり(この件はパート2でアニキから突っ込まれていた)。その後まーさが「この(4人の)中でオトナは誰ですかー?」とアンケートをとりはじめる。ひとりひとりについて「○○がオトナだと思う人ー」と問うて。この辺記憶だけで書いてるのでまちがってたらすいません。そのあと、モノマネ大会。みやが桃子の握手の真似を。「こうやって首をちょっと曲げるんですよ」ヲタ大受け。ここでのこりメンバーが出てきて握手再開。
しかしまたしても引っ込む。ここでアニキの説明(ちなみが手が痛いということでちょっと待っててくださいね)。そして再度でてくる治療以外のメンバー。パート2である(このとき、さっきの4人に加えてゆりなもいるのだが、最後の方でさきキャプテンもいたような…いなかったような…)。今度もぐだぐだ。桃子によるりしゃこのマネ(プレゼント抽選で引いた客席の席番をうまく読めないあたりを)。しかも高い声でやったあと、高い!とりしゃこ本人から指摘をうけ、低い声バージョンも。たしかにときどきりしゃこはびっくりするほど声低い。あと、桃子提案で、ゆりなのためにみんなでハッピーバースディの歌をうたう。そして圧巻は、「みんなで桃のマネします」である。みやの音頭とりで、みんな(桃子以外)でよこにならび、「桃子走り」をやったのである。脚が膝から下が横にひらき、腕は横向きにまわすアレである。みたことある人もいると思う。あれをみんなで揃ってやるのは爆笑である。しかしそこからが凄い、桃子「やるならちゃんとやって!」と言い、列の中に自ら入っていってもう一度やるのである。みんなで。さすがに本人は巧い。ここでちなみが戻ってきて、みやのアニキへのリクエスト「ベリーズのうち誰か一人のモノマネしてください!」は延期となりましたとさ。
ここでポイントですが、なんちゅーか、まあ「桃子劇場」と名づけた理由は分かっていただけたと思うが、ポイントは奴らコドモたちが自分でやってるところである。つーか、どうも「やれ」と言われていないようだったのである。アニキはいつでも割って入ってやめさせられるスタンスで見ていた。どっちかというと奴らがアニキに「入ってくんな、あたしたちここは自由にやらせて!」とコドモのわがままを言っていたようであった、そしてアニキは、まあいいかと容認していた。これを良く言うと積極性である。楽しませようとするサービス精神である。コドモながら、芸能人になろうというくらいであるからサービス精神は大切である。桃子は特にそう。握手の握力、全開笑顔、それから今日の自己紹介ではラジオでブレイクしているみどり茶ネタを持ってきていた。
みやも結構いろいろサービスしてくれる。とくに桃のモノマネ。まーさは今日はある意味「桃子劇場のスターター役」だった。りしゃこはまあいいんだ、自由にやってくれ。りしゃだけは別格だなあ。今日「四国ってなんですか」とか言ってたし。何ですかじゃないんだよ。四国って一回もきいたことないのか。
この4人が今日のこのハプニングの中心だったんである。元気なんである。公開録音をさんざん炎天下でやってて、そのあとの握手会で、それでも元気なんである。たいしたものだ。このハプニングを2回とも見れた人の数は限られている。先の方でなくて本当によかった。私の見たいのは、なんかそういうものなのである。例えて言えば2003東京ドームでのスポフェスでのレフト近辺で湧き上がったコール&レスポンスのようなものなのである。ヲタに対して、これを見せてやるよ!という感じなのである。