あちこちで嗣永プロに関しての論評が続々と登場しており、別にプロのファンでもなんでもないハローのウォッチャでもついプロに関して書いてしまうところがプロのプロたるゆゑんである。そして主に「プロはわざとつまり故意にクイズの答えを誤答し」目だっていたという方法について展開している、目立つということは故意であり意図がある。という筋立て。次。主催者側からもプロのプロ活動に対してフォローがあった(跳び箱での判定において)。次。プロはそれでもただ故意の演技がうまいだけではなく努力もしている(事前練習で跳び箱を一生懸命研究していた)。次。プロは松浦に最下位を譲るという度量の大きさも見せている(あるいはあそこで松浦を押さえて最下位になってみせるというのはさすがに故意が故意であることをあからさまに露呈してしまうので、プロの計算としては得策ではないと踏んだのかもしれない)。次。このように、プロの行動、行動を見たヲタの書き物、その振り回されっぷりを見て面白いという、複層的な事態を巻き起こす、これが「ブーム」である。もちろん巻き込まれた方が面白いので私も積極的に巻き込まれたいと思ってこんなことを書いているわけである。