せっかく、今日も「お願いマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜」は面白く、風は強いけれど天気は良く、久しぶりに電車で「オウエンのために祈りを」を再読し、ああ、女にモテる男というのはそういうことなのかあとか、自分を掌握するとか、しかしオウエンにとってモテるとかそういうことはどうでもいいことで、どうでもいいからこそモテていたのではないか、しかしオウエンにとっての重要なこととは「神のメッセージ」であった。呼びかけてくる神、人間に対しての干渉が有り得る神。もちろんそういう神ではなく、「人間とは関係なく神は神として在る」派の人もいる。しかし主人公の僕はカナダで教師をしている。実行を伴わないホモという話はこの話だったかどの話だったか。サイダーハウスの方だったか。
話がそれた。そう。せっかく再読とか他にもいろいろあって世界はぐるぐるまわっていた、東京競馬場に行った、全部負けた。エリ女も取れなかった。あたりまえだ私は反カワカミ派だからな。内田(博)は本当に調子が良かったんだと思う。しかしその内田から馬券を買っているのにどれひとつとして取れない。余程選び方がオリジナルに悪いとしか思えない。そうです。関西では前走内田の乗ってたメガなんとかが勝ちあがったりしている。東京メーンなんか今野内田の地方コンビでワンツーである。たしかに、地方というかローカルっぽい面子でしたねオーロカップ。かぎりなく地方重賞っぽかった。
ああなんか艶っぽい話がひとつもない。東京競馬場は限りなく天気がよかった。空は大変に高く、雲も高かった。それはゆっくりと動いていた。時に、雲のなにもないただ天空が広くあるところに点のようなものが動いているとそれは飛行機で、飛行機はわずかに翼の形がわかるような近いところから序々に離れていきだんだんただの棒に見えてそのあとは点になりそして見えなくなった。見えないけれどその延長上に飛行機はいるはずなのだ。