昨日のつづき。「まなびストレート!」、わたしにもみえるよ、の、ライブシーンについて。いや、どうでもいいことであり、言い尽くされたことなのかもしれないが、なんか傍系で気になったことがあり。それは、ハルヒの「ライブアライブ」との比較、ではなく、「ライブアライブ」そのものについて、考えてみると、あの回と「サムディ・イン・ザ・レイン」は、まったく超自然現象の起こらない回だったなあと。そんなことを思いだした。ライブアライブでのライブの成功はひとえにハルヒの器用さと江戸っ娘(忠臣蔵)的な人助けせずにいられなくなってしまった精神によるものである。全然超自然的ではない。まあ長門のテクニックは超自然的かもしれないが、それはいいじゃんおいといて。そのハルヒたちの学園祭、それは、いうなれば、どうだろう、可もなく不可もないものではなかったか。ルーティン的学園祭でもあるし、まあ、そこそこもりあがるということもあるし。事実、ENOZ登場まではたいして体育館も盛り上がってはいなかった。えーと。じゃあなんでそんなにENOZのライブが盛り上がったかというと、説明としては、さっきも言ったが、器用さと、あとは元々の楽曲のよさ。楽曲のよさは、あとでハルヒが言及してるところから。えーと。
で。 だから、学園祭そのものは別にそんなに盛り上がっていない。ふつう。ライブだけ盛り上がった。
で、改めて考える。聖桜学園学園祭は、盛り上がったか?全体として盛り上がったか?ライブは盛り上がったか?
ライブは盛り上がっていましたよ。たいへんに。もう。すんごく。
いや、待て待て。
そもそも私の書きたかったことを先に書かないと忘れてしまう。つまり何を言いたかったかというと、まなびたち生徒会も、別に超自然的な力など一切使っていないということだ。あたりまえだ、これはリアルワールド(ちょっと未来)でのリアルな学園を舞台にしたストーリーだ。フィクションの審級として、未来である、ということ以外は全然SFじゃない。まあメディアがちょっと進化してるくらいかね。ディスプレイがホログラフなところとか。
で。だから、ライブの盛り上がりが、あくまで人間のした何か他人を巻き込む情熱から発生した磁力によって集合的に達成されたってことさ。あくまで人間でしかないもの、超能力者でも宇宙人でもなく、そしてその時代から見ての未来人でもなく、ただの人間のしたこと。
しかしただの人間にもいろんなことができる(ひとりじゃなければ!)。
 
で、聖桜学園学園祭は、ライブ以外のところも盛り上がってたんでしょうか。どうでしょうか。楽しそうでしたか。でしたらいいんですが。