朝、かいもの、のついでにちょっと走る。ふうむ。桜がきれいだ。遅いのう。山里かい。そうです。だからいま、盛。
布団を干す。あと昨日の雨の中でぐじゃぐじゃになったジャケットとグローブを干す。はよかわいてくれ。
「紅」04話。
まちがいなく、今期のアニメで、自分的には一番たのしみで一番興味深い。おそらく立場としては視聴者は弥生さんではないかと思う。どうしてあの半人前にこんな重要な仕事をまかせるのか。あるいは新聞部の銀子ちゃんか。あいつのことが心配でならないのに、あいつは全然あたしなんかに頼ってくれない、くれないしんくろう。あー昔こういうギャグがあったな。
あいつのまわりには女ばかり。
あーこれは原作読んでいい方の話かもな。
それにしても紫の、こどもとしてのリアル。エレベータの最上階のボタンに手がとどかなかった以上、あのビルの中でやくざの下っ端と遭遇してつれてこられたと考えるのが尋常か。あいつは嘘をついている、嘘をついていることが顔に書いてある。うそつきは悪だ、悪は惜しみなく糾弾せよ。それが正義だ。はたして物語のおわりまでに、紫が、そうではない方法を会得することはあるのだろうか。それは紫の堕落を意味するのか。それとも成長か。なんにせよ完全にピュアなまま成長することはかなわない。「外の世界を」と望んだ生母の意図は、おそらくあるかないかは、ある、と見るが、外に出る以上はまじりものが加わるのは避けられない。紫とて強くなりたいと望んでいるのだ。あー次回が楽しみで仕方ないのう。