篤姫「妻の戦」。すげえ面白かった。まず子作り用の夜髪型の姫がかわいい。単純に。あと、なんか心理ドラマだ。まわりは、子をつくれ、子ができぬならさっさと次代を慶喜にうつす段取りを、と、勝手なことばかり言うが、それをするのは人間であった、人にはこころがある。正攻法というかまっすぐに、側室にききたいことあれば呼び、将軍に対しても自分の気持ちをぶつけ、とにかく妻になりたい(真の意味で)(次回予告より)という姫は人間だし、また誰のいいなりにもならぬと言う将軍もまた人間だ。というか近代人。けっこうきわめて稀なものをみているような気がする。形じゃなくてこころだよと言うのはやさしいが実践するのはむつかしい。いやー目がはなせない。