しみじ風

おはようございます。
朝、ホテルでけっこう早朝目覚めたのでさっさと支度してでる。大阪も早朝は顔がぴちっとする空気の冷たさ。
御堂筋線で新大阪へ。のぞみ乗車、いま中。
昨日見た映画とか心斎橋ユニクロとか。
見た映画は「台北の朝、僕は恋をする」。コメディ。美しいコメディですよ。見れる人は是非とも映画館でみてほしい。
主演女優も、主演男優も、わかく、かわいい顔をして、キュートに生きている。
台湾好きな人はたのしい。夜市、食堂の軽食、上がる湯気、プラスチック的な食器、雑踏。
劇中劇をテレビでやってるのがシーンのあちこちに登場して、これも微笑みもって見れる。
台湾ファミマも重要。地下鉄も。

ユニクロ。でかいと聞いて、確かにでかい店だったが、オレがいま必要としてるものはあまりなかった。あと店員がブックオフ攻撃をしている(止めどなくいらっしゃいませ等々の声だし、声張り上げ)。「喉がらがらや」って小さい声でいってた。

台北と大阪はいま大してそんなにかけ離れてない現代都市だと思う。人が多くて雑貨にあふれて。

でもつまるところ真に必要なものはそれほど多くない。
あれば買うが、なければ買わないそもそも買えない。

オレの普段すむ田舎集落はおよそ個人商店街の死滅にともない生活インフラをささえるネットワーク資本の末端で生きる。大袈裟に書いたが、スーパーコンビニガソリンスタンド。これだけ。これ以外のものはないし、あってもないと同じだ。車でちょっといくと新幹線駅があり、その周辺にはわずかながらちょいちょい「店」がある。「店」を成り立たせるにはバラエティにとんだ年齢構成人口が必要だーーー多分、1万人くらいが最低のスケールだろう、それ以下ではさっきの生活インフラ以外の店は死滅する。
オレが本をアマゾンで家電をアマゾンで雑貨をアマゾンで買うからだ。

ロジスティックスありきだ。

都市には店がある。多分インドのほうがオレの住む田舎集落よりももっと多く様々な店があるだろう。見てこよう。
良し悪しの問題ではない。店がなくても人は生きてる。