高齢出産

http://anond.hatelabo.jp/20110619210549
はてなアノニマスより。
 
こういう意見思い考え感想がでてきたとて、その母(70)、一片たりとも後悔も反省も悔悟もする必要は無く、娘に対して「バカだねえお前は」くらいを言っておけばいいのである。
 オレの意見はこうだ。
 母は好きで娘を産んだのである。
 
 娘には母を選ぶ権利は全くない。ゼロ。
 というか母が何歳で娘を産もうともすべて母が決めていいことである。娘には意見する機会など全く与えられていない。
 娘は自分の中でなにかを思うことは勝手だがそれを母に言うことは禁忌である(だから増田に書いたんだろうけど)。
 
 と、オレは思うのである。オレが何を思おうとオレの自由であるように、娘も娘として何を思っても自由だろうけど、けっきょくマージナルというか「中間値」からの近似だけに価値をおくような考えがあったとしたらそれは下らないねとしか言いたくないオレは。
 人間が年老いていくことは普遍の真理なのである。それはいつ子供を産んでも老いていくことに変わりはないくらいのことで、年年若くなったり年をとらなかったりすることはありえない、誰が何を願おうとも。 
 年老いていくことを嘆いたり嘆息したりすることや、また、年老いていくことを可哀そうに思ったりマイナスの価値を賦与したりよくないことだと断じたりすることは間違っている。
 みかんが箱の中で腐ることを嘆くのと同じくらい間違っている。
 みかんは冷凍しないかぎり必ず腐る。必ずだ。
 だから腐る前に食べる。冷凍していたら、ただの堅い塊で、食えない。
 人間が、子供を産めるくらいの年齢であるのを腐っているなどと言っていいわけないだろう。
 立派なものだ、産めるなら。
 そしてたとえ産めないとてもそれも立派だ。
 結局全員立派だ。
 したがってやっぱり増田でこういうことを公言してしまうような娘はバカとしか言いたくない、オレは。