そういうわけでいまようつべで
「Glenn Gould, a Bach Recital (aired by Arte tv) 」を聴いているのであった。
おそらくはCD化された作品たちともまた違う一回性がここにあるのだと思う。
アートとかスノッブだ、鼻持ちならない、という考えかたもあるが、こないだ豊島にいって、そこに「アート女子」がいて、ひとりで豊島美術館の中で寝転がっていて、「あーもーどうしようもねーなー」くらいに思っていたが実際にオレがそれをまねて寝転がってみたら、そこにあいていた空に向かってあいていた穴もまたキャンバスというかフレームだったことにきづかされたのである。アート女子に感謝である。なんでもやってみるものだ。じっさいにやってみないとわからない。そこに一回性があった。そのときしかないもの。繰り返されないもの。
アート作品の中でループ構造をもっているものもあるけれど、それが場におかれている以上、まわりの環境はループではなくてランダムである。
ということかな。