ゆうがた

「そしてそれ以降オレは外でアルコールを飲むことをやめて家オンリーと定めた」
 
 ところでとつぜん「貞観式 延喜式 弘仁式」の話になる。これはなんだろうか。
これは「三代格式」である、
 じゃあなんだそれ。
 格式(きゃくしき)というのは平安時代の法律ー律令、の、補助法令のことである。順番は
 弘仁貞観ー延喜の順。
 で、格式(きゃくしき)であるが、「格」と「式」に分かれている。
 
 『律令制度は本来、律・令・格・式によって運用される。根本法典である律(刑法に相当)と令(行政法民法に相当)は改正せず、必要があれば格を出して改正・追加し、細かな施行細則は式によって定めた。』
 
 ほお。アメリ憲法みたいですね。
 
 いやなんでそんなこと調べたかというと「定めた」のことである。
 御成敗式目とかあるでしょう。またの名を貞永式目
  鎌倉時代ね。えっと。平安から鎌倉へという断絶があって、平安における律令から、あらたなる社会の規範が整備されないいけないわけだが。
 
 とか。
 
 また、江戸から明治にかわるにあたって「五箇条の御誓文」が発布されたりしていますな。
 これをとなえた明治天皇は15歳だったそうですよ、少年ですね。でも14歳で元服とかしていたのかしら。武士じゃないからゲンプクとかしないのかしら。
 
 このあたりに興味が出てきた。なにかというと社会が大きく変わるときの、がらっと変えた「憲法(にあたるもの)」について興味がある。
 それは社会そのものを規定し、社会に基底することについての文章であるから。
 
 中国には負けた、さきの大戦で日本は中国に攻め込んだ結果として中国に負けたのだ。それを忘れたかったりなかったことにしたかったりする人間がいる。事実をわざと歪曲したり認知しないふりをするのは精神障害のはじまりであるつまりアレだ、
 仕事を先延ばしにすると罪悪感がうまれて鬱になるんだってさ。
 
 中国には負けたわけだが、まあ日本だって長い歴史があって王朝の変遷もある、オレは高校で世界史をとったので日本史には長いこと疎かったのだが、あらためて日々平安録さんを読んでいて「中国化する日本」についての連載を読んでいて大変に面白くて、オレの頭のなかにそういうことにつながる回路が開いたようなのである。
 
 仕事のことなんかどうでもいいわであってそういう歴史についてかんがえたいわあ。