よる

東京に、水道橋博士のメルマ旬報フェスを見物にいってきた。たのしかった、実に。
 6時間である。
 恵比寿ガーデンホール。
 
 最も戦慄を感じたのはサンボマスター山口さんの唄と岡村ちゃんの唄だった。すげえ。ひとりの唄なのに、あんなに世界の空気を全部ズパッと切り替えてしまう強力なパワーがある。すげええ。
 とにかく唄になると人が変わる。
 まああとトークする岡村ちゃんというものすごいレアな感じも見れて。
 これを教えてくれた後輩ちゃんには感謝しかない。
 
 あとは木村綾子さんの太宰スライドショーがよかったなあ。「太宰です。太宰です。」の反復。立派な芸人だった。
なんというかね。木村さんは毎晩そのスライドショーをみてから寝るのだそうだが。太宰の入浴ヌードとかあった。すげえな。
  

 プロレス系の人も、ラジオマニアの人も、編集者も、
 だれもかれもがいいプレゼンをしていた。
 
 プレゼン大会なのである。それはこの「メルマ旬報」というメールマガジンの枠をこえたメールマガジンが、実際にいろいろな総合誌としての形をとっているのでそれぞれの執筆者が「私の愛する○○」という形で偏愛を告白し紹介するという体裁・・・・あれそれ「久谷女子7号」じゃん、いま手元にあるけど。
 同人とはいえ有料で販売と、同人じゃないがメルマを有料配信。
 
 うーん、集合の力。
 
 ずっと中にいて、ホワイエでやってたDJライブは見れなかったがしょうがない。体は二つはないのだ。
 
 終わってくたくたで恵比寿アトレの中村屋でカレーたべる。疲れたからだにしみておいしい。
 
 こういうとこで終わって食事ちゃんとしてかえるのは、ひとりじゃなかったからだ。一人だと空腹かかえてすぐ新幹線のるからね。
 一人じゃないというのはすごく違うとわかったのであった。