yoru-evening

そういうわけで夜がきた
帰宅した
 
帰宅のまえは職場で
なんだかんだ
誰かが何かをPPT
プレゼンの練習をして
それを皆でいろいろ意見を言う
こてんこてん
てんぱんてんぱ
意見というのは
そのあなたの意図は十全に伝わっているのかどうかとか
相手はどういう人類なのかとか
何を伝えたいのかとか
伝える方法としてのこの表現はどうなのとか
そういう話で
 
その前にまあこの仕事の「業務」の
ありかたとして人間が
疾病や傷病において
ハンディキャップ
dis-ability
を負ったあとの人生の
どのようにサバイブしていくのか
ということがこの仕事の最大注目点で
「人生」であり「いつでも青春」であるのだが
しかし
 
そういうことは誰にでもあるのだからといって
医療保険制度がつくられ
そのあとに介護保険制度がつくられた
万人の保険料支払いをベースとして公的資金の注入も加えて
「たいへんなことがおきた人」に対して
公的補助が与えられる
医療介護分野において
 
なぜならたいへんなことというのは誰にでも
どんな人に対しても
起こりうることであり
いうなれば天意であり
人知の及ばない範囲であり
予測不可能
検査によって予め知ることなどは及ばないこと
であるという前提
 
もしこれが「学習によって前触れを知ることが可能」であるならば
「学習を行わない無知怠惰によってひきおこされた疾病については公的補助を適用するに値せず」なんて
 
切り捨て
ごめん
 
になってしまうわけである
 
疾病疾患傷病事故襲撃銃創転落転倒失神失禁意識喪失
 
などはまったく本人の意図意志天分努力日々精進のあるなしにかかわらず
突然訪れる
不意の一撃だと思うんですけどねえ
 
 人間のできることなんてたかがしれてる