よる

というわけで今日は沼津で丸一日講義を聴いてきた
静岡県(行政)が金を出しているので
聴講料は無料
 
がんリハビリテーションである
 
「人間は死ぬ」のであって
ガンで死ぬ
ガンの治療をする
 
どっちにしても結果は同じ(ガン治療はデメリットの方が多い)
とする立場もあるし
 
標準治療は「一定の成果を挙げている」ことが科学的に証明されている
 
との立場もある
 
今回の講義では化学療法(”ケモ”)の副作用の具体性について
知ることができた
 
副作用のない薬はないし
 
かなり強い副作用であっても
他の選択肢がないのでそれを使わざるを得ないことはある
 
そういう薬が標準治療に入っているのである
 
おまけにケモを行っても大して効果みられないこともあるし
 
CRF(Cancer related fatigue)も起こるし
 
PSは低下するし(Performance status)
 
みたいな話をいろいろきいてきた
 
もちろん死にゆく身への対処なので
なにかが功を奏すということは希というか
難しいのは事実
 
というかガンでなくても人は死ぬわけだが
 
おそらくは予想で書くと
ガンがいちばん「死ぬ前の一か月」が
平穏に社会的行動もできるタイプの疾患
ギリギリでも

そういう「じわじわむしばむ」

しかしガンというやつとCVA(CerebroVascular Accident)
とが併存するのが脳腫瘍
ガンの脳転移
 
ガンという存在
いつも奇妙