本日はなんといっても
『スピノザの方法』を読みおわったことである
・説得しない
・一緒にやろう と 導く
なんでもそうだが一人でするなと言われることには
根拠がある
ーーを一人でしなくてはいけない
ということもあるけどね(例としては例えば自分の中の井戸を掘ること
は
自分ひとりで行うしかないのではないか)
~について考えるそして考えたことを
外に出していく
ことは
それはつまり「批評的な行為」全般をさすのだが
ここではオレは「批評」を
「それについて述べることとそれについて表現すること」を指して言っている
村上春樹はよく井戸を掘るという比喩でものを語ることがあるが
それは「~について」というよりは
それは小説なので直接~について語るものではなく
いっそ「それ」をイチからつくることであろうて
それが一次創作物で
批評的なものはあくまで二次になるが二次でなにがわるいかと
それがニだから価値が低いとでも?
そんなことはありません
~についてというのは神が~であったとしても同じことなのである
神について生命を賭けて考えぬくことのどこが価値が低かろうか
というか神は全体であるのでもあるが
まあまだまだ考えたいことがたくさんあるといえようである
國分がスピノザについて語るような方法で
誰かヴィトゲンシュタインについて語っていてくれないだろうか
まだ「これが決定版」と思えるものに出会っていない
んだ