それこそオレだってハンセン病資料館にはいったが
この作品は読んでいないのである
しかし萌えアニメに素直に「いいなあこんなことあったらいいなあ」と
思うように突然回帰するのと軌を一にして
北条が作品の中で多摩全生園への歩みの中で
もうオレは診断されちゃったしこれからずっと死ぬまで
隔離生活だ・・・自殺しちゃおうかな・・この木の枝ぶりなら・・
みたいなことをずっとかんがえながら病院への道を歩んだ
という小説の描写がなんともいえず
人間が自殺を考えることというのはその先にもう何もないお先真っ暗だ
という形でのシンプルにそれは絶望しかないと
認識
したときに選択できることが自殺しかないということ
なのではなかろうかオレには
わかるようなわからないような気持ちである
苦しみを感じたことがないわけではないが
死ぬほうがマシだという苦しみはオレは味わったことがないのではないか
と
思うのである
NHK+はおそろしいガジェットで
いくらでもオレがみたいものを見せてくれるのだる
だる
おそろしいとしかいえない