不滅のあなたへ(昨日のぶんまで)+『自転しながら公転する』

何話だろう

わからぬ

 

2ndシーズンで

えっと

王女さえも敵の触手に犯され

おかしな奴といえば

カハクであり

こいつはどうして最終的に処刑されないのか

ずっとおかしいなあと思ってみているが

左手が

支配されてて

切り離せないなら

敵として殺すしかないじゃんねえおそらくそういう

選択肢もあると思うの

でもこのお話では

殺さないわけよ

 

というか理由なき殺人はしないという

おそらくはそれはフシが

最初のところから

殺人を目の前でみて

それを強く憎む

つまりは最初の殺人とは

ハヤセによるマーチの殺人が最初である

殺人をへともおもわないやつ

 

 

その子孫がカハクであり

あまつさえ

謎の教団をつくり

 

つまり悪であるところの根がまるで変っていない

 

それがいまもってそのままだ

 

もちろん敵としてのノッカーが大きすぎる敵であるのは事実だが

実際もんだいとしてカハクの集団も(いまでは個人行動だが)

敵だと思うのだが

 

だが

 

この話は謎が多すぎて

 

というか謎を謎のままに読者(視聴者)に説明しない

というスタンスで行われているマンガである

 

おなじように思うのだがオレははたして

あまりオレの性分に合う合わないでいえば合わないなあ

と思いつつも読みやすさはあるなあと思うだけのことで

『自転しながら公転する』を最後までよむべきか

まだ15%くらいしか読んでないよ

 

というかねなんかね1人称3人称なんだけども

視点は1人だし

その視点からみた「他の人たち」が

どうもなんか書割感が強いような気がしてそこがいただけないのです

 

オレがついこないだまで「オーガ(二)ズム」を

すごく喜んで読んでいたのはこの作品が

書割を超えて現れる奴らの語る口ぶりが

でたらめをそうですこれはでたらめですと開きなおって

あえてそれを口にしているような反証をもったリアリティを感じた

からなんだよねそれは変ないいかたなんだけど嘘くささが強まれば

強くなるだけかえって本当のことに思えるんだ核兵器

なんでもね

もちろん物語自体が反転して「そのことは幻覚をみせられて

いたのだ」というバカバカシイ限りの説明を受ける

のでそこでもまたアホらしさが強くあって

 

いつも筒井康隆を思い出すのだが

あの「荒唐無稽さ」を徹底したところにしかうまれないような

汗をかいたあとのゾクゾクするような背筋の寒さみたいなものは

あのような荒唐無稽の後ろにしか生まれないのではないかと思うわけで

 

だからべつに山本文緒の小説はそれを好きな人が読めばいいのであって

オレがわざわざよむこともないのではないかしらんと

思ってしまう

題材もあまり好きになれないし

 

もっとねじくれた人間のねじくれてることを自覚した苦しみ

みたいなのが読みたいのにどうもなんかこう堅苦しい首のまわりの

窮屈さだけを読んでいるような気がしてきてしまうのだる

だる

 

だる

 

しかし電車でこれから移動はするのでたぶんまだ読むよ木曜までの猶予があるからね

 

オレは知りたいのものあるんだよこれを読み終わったらオレが何という感想をもつのかとかね