図書館に返した本と他

返す本でよかったものメモ

『老いへの不安 歳を取りそこねる人たち』春日武彦
なにしろ文学を題材としてもってきてそれに著者の思いを付け加えるという方式がよい
なにか大きい主張をしたいわけではないが主張したいことはあるわけだ
それが文学の姿をまとって出てくるわけだ
いいたいことを言いたいように書くというのはむつかしいことだ

 

『パースの哲学について本当のことを知りたい人のために』コーネリス・ドヴァール
パースのことをひとことでまとめることは「難しい」。
哲学者―だろうと思うが思想家といったほうがいいのではないか。
訳者解説をみると
パースの二枚看板はプラグマティズム記号論
その2つの関係性が近年新たな資料で明らかになりつつありこれはそこをおさえた良書であり決定版というかベタほめ
わからんなりに要約をこころみてみる
まずパースは「科学実験」をするわけだがそこではそこまでにあった
科学の方法を踏まえることで「(自然)現象の腑分け」を行うわけで
そこから科学一般の方法についてを考えることがはじまり
基本は数学であるというところに来る
なぜなら数学こそが科学をもっとも「一般化(抽象化)」したものだからだ
そして数学を背景にした論理学がある
ここでは有名な「演繹―帰納―そしてアブダクション」である
アブダクションこそが人間の思考を発展させることを可能にしたーー
考えかたの方法―
このくらいでも十分だろう
パースとプラグマティズムについてはオレはなかなか未だ未だ理解できないが
そもそものプラグマティズムがむつかしいわまたいつか別の機会で
それよりいまはアブダクションだよ

 

みすず書房『沖縄の生活史』
岸が『東京の生活史』でやったことと
ほぼ同じである(方法が)
しかしこころ(感情)の瑞々しさといったら
鮮やかである
誰もその鮮やかなひかりを無視できない

 

そんな感じで返しました

あともう一冊『ある男』平野(下の名前はなんだっけ・・・)

という小説の文庫を返したのだが

平野氏は京大在学中に作家デビューというなんじゃもんじゃ

下の名前を覚えなかったなあ

「分人」ぶんじん

ということ言うてる人だが

小説としてなんとなく面白そうなそうでもなさそうな

まだわからぬ

返してしまったのでまたいつか

 

スタバから図書館いって

そのあと家かえって大相撲みて

錦木関が5連勝!ですごくうれしくて

だってさあ

大関に不戦勝だけど横綱と関脇ぜんぶにぜんぶ勝利してるんだぜ

すげえよ

覚醒とはこのことよ

あと楽天イーグルスもデーゲームで8連勝キめでたいわー

なんかオレがツイッタに書くとそのとおりになる?んじゃないかと

思ったりするわけですよ

もちろんそういうのは誤謬というかイワシのあたま

鰯の頭も信心からってやつで

 

ねえ

 

ジムフロからかえって

帰宅した

のでコメをたいてくうのであるそれはこれから

 

明日からまた4日お仕事するのである

 

図書館でちょっとだけ書いたんだが

オレは何を書きたいのかしら・・・・・・

オレがそれを読んで面白いと思ったらそれでいいのかしら・・・

「つまんねえ」と自分が思うようじゃアカンとはおもいますが

他人がそれを読むことを考える考えると

どう思うかはコントロールできないわけで

でも「ありがち・・」とか思われるのはちょっとイヤよね~~

凡庸ってことじゃないですか

凡庸な人間が書いてるんだからそうですけど~~

とか思っておりました