知識2

まあアンカテさんで読んだその短い言葉がいまでも

忘れられなくて

経験してみないことには何もわからないのだ

 

とはいえURLがいまとなってはみつからない

 

なんというかこないだ考えたことは

「正しいことを言っても人は耳を傾けない」ということだった

 

正論は耳に痛し

というのもあるんだが

 

もっと大きい原因として考えられるのは

 

正しい

とそれが正しいを信じて発言すること自体が

もう

なんか他者から拒絶される原因になっているような気がするんだ

 

正しいかどうかは分からないけどこういうのはどう?

という発言ならまだ耳を傾けてもらえる気がするのである

 

別にオレは

どうしても他者とのあいだで「わかってもらいたい」ことがあるわけでは ない

 

どっちかというと

「どうせもうわかってもらうなんて無理ですから」と

思っている

 

原則

他人がなにかオレのことばを

耳を傾けてくれるなんてことは無いと思っている

 

こういうのも絶望というのか

まあ

言うかもしれないね

 

 

それでもなにかを伝えないといけないことはある

 

どうせなら何かうまくつたわってほしいものだ

 

正しいことをアドバイスというのが

一番伝わりにくいのではないか

 

なんというか

医療の限界

 

医療(と称しているもの)は

科学的である部分と

人間が科学的であるような言説に反発して

感情と非科学的な原理に従ってしまう心理に

分けられる

 

患者が医者の言葉のいったいどのくらいの部分を

ちゃんと耳を傾けていると

思う?

 

せいぜい3割がいいところで

 

ひどくなると全く聞いちゃいないぜ

 

医療なんてそんなもんなんですわよ

 

手術とかそういうのケース的には

すごく少数例だと思うからね

 

だいたい薬だってちゃんと飲まないし

 

食事療法だってぜんぜん守らないよ

 

(医者のことばが伝わっていない確率については

 統計的に正しい方法で科学的に調べてみたいもんだ)

 

オレが興味があるのは

コミュニケーションではなく

ディスコミュニケーションのことについて特に興味があるようだ

 

なんというか他人の家族はどうしてなんとかうまくいってるのかね

不思議でしょうがない

 

うちの家族の解体っぷりに比較したらね

 

まあいいんですよ

仮面ですよ

 

 

そういうことを考えている

 

職場だってそこにうまくフィットできる人もいれば

ぜんぜんどうにもならん人もいるのである

 

むつかしいのよねえ