4月3日(水)

水曜ですえ

 

朝読書

『災厄と性愛 小泉義之政治論集成1』より

ダーク・ツーリズムそしてクィア論のこと

少女終末旅行』つくみず著 新潮社BUNCH COMICS

によせて小泉は

この作品がいわゆる「未来における人類の子供に希望を託しまたはそこにつなげるためにいまこの終末世界でもがんばっていきのびて・・」みたいな思想を否定することを挙げる

 

リー・エーデルマン - Wikipedia

ああそうそう生殖未来主義

エーデルマンは生殖未来主義を批判するほうですからね

生殖しない派は

生殖する派のいう生殖義務的なものを否定する

 

いわばオレが理解した内容としては少女終末旅行においては

それはもうここは終末であり人類はおわるからとくになにもしない

生殖はしないしヌコも人間をたべおわったらもう人間がいないゆえに終わりだろう

みたいなことらしいぞ

生きてる人間は食べないがしんだ人間をたべる

 

「生殖しないもの」がクィアである(そこに無責任とかいわれてもそんな

ことは知りません)

いつから人類が使命と義務として生殖し人類をつづけていくことが絶対になったのだっつ^ー話であって

そんなことはするやつはするししないやつはしない

同性が好きなので同性と生きるそこでは生殖はしない

 

いつもおもうんだけどクィア論とかの前に人間が

生殖するのは当たり前とか

されてる建前本能のことなんだが

 

食べるのは本能だとは思うのだが(食べないはすなわち死)

生殖はぜんぜん本能じゃないよね~~だって

プログラムとしてそんなのしらんで生まれてくるじゃ~~ん

 

だから岸田秀はそれをもって「人間は本能が壊れている」と言った

わけじゃないですかあ

ものぐさ精神分析

そうかあまだ生きてるんだなあ(90歳^-2024年4月現在)

 

ともかくしたいかしたくないかで生殖を決めるのか

しろと言われて生殖するのか

そもそも生殖しない組み合わせを選択するのか

そんなんしらんわである

神が「こっちにするかあっちにするか」と選択しろっていうので

光のほうの神を選んだら万歳すべてうまくいった

というのがゾロアスターの享けた啓示というわけではないだろうが

まあそんなもんなんじゃないのか

 

しなくていいことはしないという主義の人間もいる

 

しなくてすむことってことね

 

生殖して家族を増やしてそして死ぬのがあたりまえという

道徳だか常識だかなんだかしらんがそういうのが教育と宣伝によって

ひろまったわけだが別に必然である根拠もなく

ただ生殖は気持ちいい娯楽だったということもあり

やたらとつくりまくって生まれた子が死んでという時代もあり

女が産む行為に耐えられず死んだ(産後の肥立ちがわるく)というのもあり

そのへんは適当にすぎる

あまりにも適当な人類よくここまで増えた

もんだと思うがなにかの偶然か

 

死に方がうまくない現代は病院で死ぬのはやはりうまくない

なんならやはり食わないで死ぬほうがいいに決まっている

のではないか(胃腸がからっぽのまま水分もとらなければ自然と

意識がもうろうとしてうごけないまま痛み苦痛が少ない状態で

死んでいくと思われるーWEBメモつくっといたのがあるぞ)

 

なんしろ褥瘡とか痛そうだからねえすごく

あんなの栄養なまじ入ってくるから痛いんであって

もう皮膚や筋肉や脂肪にそれがまわらないから治らんのであって

いやなもんだよ褥瘡

うごかないのに体重があるし

骨はさいごまでのこるし

神経だってのこってるんだぜ

うわあ

だよ

 

昨日だったか「これは死んだときに公開されることにしてあるブログの文」

という若い男だが妻と娘2人がいる男がガンで死んだブログの

死ぬ前に書きつけておいて他人にその最後の文の公開タイミングだけ依頼

しておいたやつを読んだがやはりあれだ基本

・いたい

・死にたくない

が基本でしかし家族に感謝を述べて

そのくらいだとは思うのだがだからといって

・健診うけておけばよかった

というのだがうけてれば早期発見でなおったと?そうともかぎらない

のである残酷にも

 

こわれた世界の物語)(みんな死ぬ)

なにかそういう個々の苦しみが集合としてあるときには

ひとつひとつよりも集団としてのしょうがない感が大きくなって

まあしょうがないかとも思うようになるのか人間は

 

集団でみんなで同時に死ぬならこわくないとでもいうのかねえ~=

 

藤子先生の描いた0次元はこわくないのかな~

こわくなくなった人だけがいくのかな

 

さあそろそろ今日も出勤準備だわ~=もう小糠雨のざんざん開始してて

つづくのであるこの雨

さむいわ

暖かくしていきましょう