要旨(何がいいたいのか)を
わからんのでAIにきいて見ようかとも思ったが
意外とアマゾンレビューに誠実な(かんじのする)のが
たくさんあったのでだいたい要約可能
(ここには「他人を信じることにする 一旦」というオレの意見がある)
それでこの
みすず書房『大脱出――健康、お金、格差の起原』A・ディートン
のいいたいことはなにか
・格差はあるが格差はよくない(なくしていくのが望ましい)
・だから格差はなぜ生まれたかを考えたいー調べよう
・もちろん経済的作戦ー金持ちがつくった金持ちのための制度ーが格差をつくっていることもある
・しかし「健康」という尺度では健康で長生きであることが格差を解消に向かわせるファクターでもある)←ほんとに?
・健康で長生きする人が増えると経済は成長する←それは本当だろう
しかしそのことで他国との経済格差は変わる?
さあ?
まあでも「経済成長」を先にすることが大事なんだろうきっと
中国も印度もね
・あとは国と国との問題だ
・いまあるODAなどの金を渡す方式はほとんど役に立たない
・提言としては役にたたないことをやめることだ
「援助」が有害であることを示す
こういったかんじだ
Amazonレビューでも指摘されているが
「おそらくは訳者の能力か本人の著作かどっちかあるいは両方が
論旨を明確にする能力が不足しているため
わかりにくくなっている表現と
AI的な「この本の内容はこうです」と短くまとめようとするとそのときにあらわれる内容の分裂が存在する
すくなくとも「ひとつのこと」を言うのではなく「いろいろ言いたい」系の本であることは事実としてあると思う
こないだの「孤独うんぬん」の本も「孤独の定義はしない」とかいうもんだから内容がバラバラになっていた
してきするだけでは意味がないのになあ
である
でもまあそのうちの「健康は(経済に)重要だ」と「国家間援助はやめろ(それよりは援助ではうまくいかない原因を注視し変える方法を真剣に考え実践したほうがまだいい)」という2つのことは大事な主張ではある
基本の理念「格差は問題であり改善すべきである」という理念は
なぜそう思うのか?
は哲学のほうで語るべきということなんだろうか
経済学者は「方法」をさがすほうが大事ってことなんだろうか
だから「格差はわるい」を再考することはない
んだろうか
「わるいに決まっている」>?
それは思考停止だわ~