帰ってきた橋本治展

神奈川近代文学館にて

 

みてよかった

 

オレの記憶もばりばり蘇る

そして

分からんことを考える

のは

やっぱり個人の違和感からはじまる

ほうが多いのではないかと思った次第である

あとヤング20代とか30ちょいの人間は仲間とつるんだり話したりするもんだね

特に杉並区練馬区あたりで過ごしてたその東大紛争とかとそのあとの時代の

遺産とか雰囲気

突然ヴェルサーチを着たくなる気持ち

 

あの写真が強烈でね

 

思想はともかく

残した言葉からは橋本の感情が

わかる

柴田(錬三郎)賞を受賞してはじめて小説で賞もらったと喜んでたというエピソード

 

橋本の

それこそ桃尻娘6冊は

読んでいるが

後期になってからの小説群は

オレちゃんと読んでいないこと

改めて気づかされ

そこがオレの課題である

 

なんしろ自分の頭で考えれと

言ってくれたのは橋本治だったゆえオレがいまこうなっているわけで

最後まで考えていくしかない

改めて思いました