名盤を聴きながら電車で「磁力と重力の発見1」を読む。自分でも不思議だがどうして理系でもない物理と関係ないおっさんの私がこの本に惹かれたのであろーか。1巻では中世の科学ーだけではなく中世という時代がヨーロッパ史全体の中でどういう転換があったところなのかがたくさん語られる(もちろん2巻でも語られるのだが)。中世。中世研究はやはり面白い。とくに、光の当てられ方が最近変わってきて、面白い。ttp://www2.odn.ne.jp/~cac06190/test.htm
勝手にアドレス貼って怒られるかもしれないがこの日記見てる人なんてまあごく少数だしなあ、科学史ですよ。貼ったアドレスは技術史だけどね。特にバターフィールド「近代科学の誕生」のことば。中世が断絶であったはずはなく、連綿と続いている試行錯誤が現代につながっている。そのつながり方が面白いのだ。名著はそういうことを教えてくれる。