マガジンの51号をやっと入手してきた。ネギま!をよむ。夕映っちが泣いている、泣き叫んでいる。つらい。夕映ちゃんの幸せが私のしわわせなのに。つらい。
たしかに「---は、エゴに過ぎない」というときに「では---も、また、エゴに過ぎない」という返答がかえってくる。反証のネタが織り込まれてる論理的根拠は、うまく使えない。でもでもみんなネギと離れたくないんだよ夕映ものどかもパルもちうもアスナもせっちゃんもこのかもみんなみんな。ええ、エゴですとも。
ところでいまだに私には超の計画の全貌がわからない。みんなわかっているのだろうか??具体的にイメージできない。魔法の存在があきらかになった世界で、すこしだけ今よりはマシな、救いを求めている人のうち一部が救われるということがマシな世界が実現する?その「一部」こそが超のエゴによって選ばれた部分なのではないのかね??しらん。しらんが、一部がどこになるかが超のエゴで選ばれるのであれば十分に夕映の説得は論理的だと思うのである。なぜなら、それを阻止することは「誰かのエゴが反映されたような歪んだ世界を、歪む前に戻しただけ」になるから。戻すことそれ自体がネギ側のエゴだという話は、ここでは成立しない。しないか??
してもいい。
ああなんだかやっぱりわからんくなってきた。私はもともとどっちもピュアな正義ではないと思っているので、正義と悪の分別について分からないわけではない(どちらもどちらかひとつでは有り得ない)。分からないのは、理屈が頭に納まらないときにどうやってネギを超の側に傾かせない方法があるか、だ。このぼっちゃんの心を、「慕ってやまない生徒たち」のこころが、なぜ動かせないのか。えーと、どうして「ネギを慕ってやまない生徒たち」のこころはネギの心に届かないのだろうか???ここだ。ここがハーレム漫画じゃないところだ。わーい。