なかなかこねーなークラシアン。まあ4時から6時の間って約束なんだけどさ。
じゃ、「後藤邑子トークイベント」イン東大駒場、の、感想。良席でした。4列目(1列目は関係者のみなので実質3列)の、左ブロック。よくみえた。どうしてトークのイベントとかってイスにすわった位置が低いのを気にしないのかね。まあいいや。後藤さんは噂にきく「明るいさわやか本音で偽りなし」の人でした。はじまりのところ、まずは出演作品を振り返るということでふたご星のレインからきたわけだがそこでいきなり「こども向けということで、アフレコでどういう風にしていますか」の司会者質問に対して「感情の表現にメリハリを大きくつける」と、なんかすげー真面目な展開。しかし真面目なのはまあ長くはつづきませんが。
やっぱり「養成所にもぐりこんだ」話が一番面白かったかな、同じ話があちこちで語られてるのかもしれないが本人の語りを聞くというのは大変に贅沢なひととき、でもさあ、募集時期でもないのにいきなり電話かけて私を養成所に入れろといい、駄目ならプロダクションに入れろといい、あんたは何だどういう人だと問われればまあフリーターだと言ってのけ、交渉の末にテープと履歴書送ったらなんか養成所に中途で入ってしまった、その一ヶ月後にはオーディションに合格してホモの男の子の声でTVアニメデビューですよ。いや実はこのへんの話は私は初聞だったのでございますが。これ絶対運だけじゃない。運にも恵まれてるけど、たとえばどういうテープを送ったか、オーディションでどういう演技をしたか、それがExtraordinaryであったことは想像に難くない。すげえってやつである。みじかくまとめて編集した出演作品をスクリーンで見てふりかえっていても、とにかくすげえ。ああ編集ってイイ。ようつべによくいろんな編集作品が載ってあがっているが、いいよなー、すげえ視点だと思うよどれを見ても。
で。とにかく後藤さんはそうですね、豪快というのはもちろん豪快なんですけどいや本当のところは勢いがよくてさばさばしてる普通の人なんじゃないでしょうか。仕事の質は勿論普通じゃないですけど。