ジャンプ買ってきたが「バクマン」が面白い。とくに昨日まとめブログでガモウの息子の声を聞いてきたばかりなので、なんかしみじみする。ガモウもいい年したオヤジである。それが原作としてこういう話を書くわけだ。ところでこのバクマンだが、とっくに誰かが言っていると思うが、これは「僕の小規模な生活」と同じ話ではないだろうか。編集者とのやりとり、女の子(あるいは妻)への執着。世の中には漫画と女しかいないということにしたらば。
そう考えると、福満さんだって漫画以外の仕事などしたくないし妻のことは本当に好きだし、面白いものを考えるためにこういう作品を結果として出してきているわけだし、話を考える側の人としてはガモウと同じなのである。ただ福満さんには小畑がいなかっただけのことだ。
何を言いたいのかオレは。
ガモウは暗いってことだ。原作者として。暗くなければギャグ漫画は書けない。当然のことだ。なぜそうなのかの説明はもう省くことにする。だいたいオレの敬愛してやまない久米田先生のどこが明るいんだ。あんなにしぶとい人は、いない。
絵描きとしての小畑についてはどうにもこうにも何も言えない気がする。そもそも絵柄を文章でとやかく言うって本当に可能なのだろうか?一部の人には可能だろうがオレにはムリだ。小畑の絵について言えるのは、小畑の書くちょいブサイクな女の子っていいなあということだけだ。今週を見ての感想だけど。
ということでストーリーに戻る。バクマン。原作を担当する男子が、学年イチ成績がよくて、女にモテる男。ガモウが自分をそこに投影しているのか。
福満さんも「自分のことはかわいく描いている」と言うように。
と、とりとめもなく書いてみたがまとまりのないのはいつものことだ。