ハテサテ

こっちも財閥。
 
 さて。なんでしょう。思うわけですが、そもそも思っていたことは「人間をたくさん動員するのには世間の掟みたいなのを運用する以外に方法ないよなあ」ってこと。
 たとえば給料の出ない会社の行事であればなんとかして理由をつけて休むことで回避しようとして動員は少なくなる。
 しかし、そのイベントに出ることが「社会的に義理を果たす」ことであれば、動員は多くなる。
 義理ってなんだい。Give & Take かい。相補性かい。それとも互酬性かい。
 
 まあ、大人の社会は面倒でもこなしておいた方がいいよというものがいくつかあるってゆう。それを十分に言語化して説明するのは容易なことではない。
 
 別に結婚しなくても生きていけるのは現代であるしそれは証明するまでもない。でも結婚式という式をやりたくてやろうとしている人に対して「それは無意味だよ」と言うのは無意味である。
 やりたいやつに対しては、へえ、そうなんだくらいに言っておいて出席はするよというのが無難である。じっさい式場というのは設備をそろえてあるいみ過剰な空間を演出しており過剰でなければもてなしにならないのこころである。もてなし。
 日本で節約と無縁な場所のいくつかである。
 あるいは節電とか。
 そういう場所でそういう行事だ。