ゆうがた

消化しきれていないが、職場で腹をたてた。無駄ですけど。
問題はオレが「押し付けは悪である」と思っていることである。
 悪意あって他人になにかを押し付けるのは悪だし、
 本人が善意だと思いこんでいて他人に押し付けるのはさらなる悪だ。
 この思いこみがオレは死ぬほど嫌いである。憎んでいるし、掃いて捨てるべきであるし、この世から消滅させたいと思っているし。
 まあそれで言うと、オレがそう思っていることそのものが「オレの個人的思いこみ」であるから、それを他人にむけてなにか行動すること自体が矛盾なのだが。
 
 話はちょっとずらして、宗教の勧誘がまさにそうである。
 すべての宗教が、「この教えは世で一番素晴らしいものであり、是非、他のこのことをまだ知らないものに向けて、布教していかなくてはならない」と信じている。
 しらないなんて、かわいそう。である。
 であるからオレは「かわいそう」という言葉が死ぬほどきらいであり、それを聞くたびに鳥肌がたつ。おぞましい。
 
 
 職場においてこの悪の権化であるおばさんがオレの憎悪の対象である。
 
 こう書くと、「それはオレが未熟だからだ。腹をたてるなんて。修業が足りない。」ということがよくわかる。そんなことはほっておくべきなのである。
 オレのマクシムはオレだけのものであって他人はどうでもいい別の世界の生き物である。
 
と、なるべく思うようにしているし、そのようであることに近づいていけたらと思っている。
 
 天候が不安定で、梅雨も近い。今日は書類をほっておいて雨が降り出すまえに帰ってくることにした。