よる

膝痛がひどいのでしばらくスイムに切り替える。
つもり。
 
そして帰ってきたが適度に涼しい(ここが長野県のいいところ)。
 
車でうろうろしている。明日からのスイム生活にむけて景気づけでスイムキャップを買ってきた。かつてオレが代々木千駄ヶ谷東京体育館プールや神宮外苑プールなどに通っていたころのオレンジのスイムキャップはどこへいったやら。しらん。どっちもいいプールだったなあ。
 
 そういう記憶があることが驚愕である。オレみたいな都会のアルバイターだった人間が、そのようにプール生活を満喫していた時代があるなんて。あるんだこれが。
 
 とくに神宮外苑プールは日焼けにも最適だった。ごろごろした。
 東京体育館は水深がふかくていいところだった。広いしね。
 
 水泳はコストが高い。
 マジで。
 これからオレが通うつもりの長野県立のプールも一般一回300円である。毎日通うとつまり9000円。ひと月で。
 水泳だけが「黒人のアスリートのはいってこれない領域」というのもさもありなん。
 本当はマジでやれば黒人スイマーだってどんすかいるはずと思うのである。
 
 それは人工的環境でやるスポーツだからだ。
 
 フェンシング、飛び込み、アーチェリー、バイアスロン、スキー、スケート、
 
 そういった人工的環境があってはじめて練習がなりたつ「スポーツ」がある。射撃とか特にすごく端的に表していると思う。
 
 金ないやつはできないこと。
 
 オレだって金なかったけどプールに通えたのはそれが公営とかその他で料金はけっしてものすごい高いものでもなく(3時から安くなるとかあったし)、つまるところその地においてのインフラだったからである。
 
 インフラ大事。光ケーブルもきてない田舎ではなにも言えない。いまはきてるのかな。期待・