映画「アイの歌声を聴かせて」について

「アイの歌声を聴かせて」 みてきた 

そして泣けちゃった

AIはずるいよだってあるいみ命令をずっと守り つづけるのだもの(けなげ)

前々から好きですが土屋太鳳さんの歌は本当に素敵ですね

 

とついったーに書いてきた

 

ネタバレはしないほうがいいタイプの作品である

(一番館がおわったらね)

いまもう弐番館とかいわないんだろうなあ

 

 

まあとにかく1200円でみてきたのは申し訳ないね

良作だったから

いまの時代

どういうもんかはともかくオリジナルアニメーションを

全国公開するのは大変な苦労ですよ当たるかどうかなんて

まったくわかんないしね

でも有名女優さんたちを声にあてて

いやでもTVで番宣してるのはみたことない

ということはこれは草の根ツイッター広告主義というか

見たファンがひろげるというかね

しかし福原遥だからね(主たる女子高生の声)

まいんちゃんだからね

もうそろそろまいんちゃんとは誰もいわなくなってくるのか

ゆるキャンのリンちゃんというべきか

まあ本格女優さんですから

 

AIがぽんこつで・・・

とは宣伝で言っていたが

ついったでちらっとみたのは

「大事なところをうまく隠して宣伝している」ということだった

 

実際にはこれはAI女子高生が高校にやってくることによって

5人の仲間たちいや仲間ではなかったが結果的に仲間になった5人

青春の大事件を大暴れで結果として

以下いちおうネタバレ回避で空白をあけてみよう念のため

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果として2組のカップルが大丈夫になり一人はまあ元気だよ

さて

AIなのだが

文句があるのはあるといえばあるが

ちょっとはじめから文脈としてAIがAIであることがバレずに

過ごせたらテスト合格

というのはちょっといくら近未来とはいえそれは無理だと

思うの

だってそれするってことは「まだAIがAIだとバレずに社会に

とけこんでいるということは実現していない」ということでしょう

ということは世界初のこころみがここでいま成功しないかな^ーと

挑戦していることになる

そこまでのブレイクスルーは

起きんだろう

 

しかしだからこそこの世界はある意味

リアリティレベルとして「ちょっと無理めだけどまあそれは

みんなで許容していこう」という空気が生まれていると思う

 

それでいいのだ

 

たぶん

 

まあそれで

サトミはクラスで孤立しているとか

トウマは女子と話すことなどまったくないただのヲタクであるとか

そういうところ

しかし実際この二人は幼なじみなのである

(あとで明かされる)

 

シオンはAIであるが

AIであることをなぜサトミが知るかというと

自宅モニターにシオンの現地テストをすることが

母(開発者)のスケジュールがモニターに映し出されて

それでサトミはシオンがAIだと知ってしまうのであるが

おまけに「それがバレてはいけない」ことも知ってしまうのだが

 

ルールとしてそういう縛りがないといけない(話がもりあがらない)

のは分かるがそれをサトミが知るきっかけが

あまりに薄い母のセキュリティ意識だというのが

ちょっと納得いかない

(スケジュールそのものが機密であってしかるべき)

 

というところも気になる

見過ごせない

 

しかしまあ

基本はこの話は人の善性についての話なのである

AIのそもそもの原型がコドモのころのトウマがプログラミングしたもので

AIとしての最初の命令(コマンド?)が

サトミを幸せにする

というものだったからだ

 

それはこの話のキモというか中心ではあるのだが

それを隠しておいて

 

AIシオンは母の開発したAIロボットであるとして話はすすむ

 

ロボットだけどなんかこう人の幸せを実現しようとして

シオンは行動する

 

もうこのへんでAIであるとかそうではないとかそういうのを

どうでもいいことにして話をみていれば

 

ころころ話はころがって

 

うーんうまく描写できないなあ脚本を

全部書いてもつまんないし

 

まあなんというかなぜオレが泣いてしまったのかにしよう

 

それはAIがずっとみていた(サトミの成長を)ということが

明かされるからである

つまりAIは意志が生きていて自らの中にバックアップとして

記憶映像をとってあって

最初からサトミが幸せかどうかということがAIの基本の原理で

 

そんな存在って母でもそうは思わないでしょうAIならではですわ

 

まあそれでAi作成の企業のわるいやつ(顔がわるい)とかとの

闘いとか逃走とかいろいろあるんだけど

 

最後はよかったねになる

 

うーん

ひどい感想だ

 

設定のつじつまに文句を言うのがヤボだということは

分かっているんだ

 

うーん

 

それでも物語の中にオレは引き込まれたから

それには感謝したい

 

突然歌いだすAI土屋太鳳さんの歌は最初は

共感性羞恥を感じるのだが

だんだんと心地よくなってくる

まあひかえめにいって最&高である

 

たしかに惜しいね公開もコロナで左右されて短くなってるみたいだし

 

でもこれは良作

きっと歴史にはのこるし

マイマイ新子のようにあとですごく大きく扱われるかどうかは

わかりませんが

 

あとさいごに

カメラをハックして女子の行動を覗くトウマは

まったくただキモいだけだ

それは堂々とやっていいことではない

とおっさんは言いたい

(みたいなら自分の目でみろといいたい)