午前
図書館でメモからまとめるところをやったり
「米澤屋書店」読んだりしている
米澤氏のやつはそれこそ書評等をかくれみのにした本人エッセイである
個人的な生活のことを一切書きたくないといってるから
それによってだばだば思いが溢れてて
たまらんくなる
特にオレは「職業としての学問」について語ったところが
もうなんかたまらん度が閾値を超えたので
これは著作は買うしかない(いままで図書館でかりたものを
読んでたのである)
なにかこう素晴らしいカケラを掴む
ことは
運である
運ではあるがそれに参加するためにまず心血をそそいで
昼夜を問わず学問に勤しみ尽くし注力して勤勉でありまた
思考し錯誤し行って戻ってやり直して
それでやっとその運の抽選会に参加する資格だけを手に入れる
ことができて
がんばって長年勤めたけどただ務めただけで実際には
カケラをつかむことはできず死んでいった学問の者も
たくさんいるんだよ
という話である
そうなんだろうなあと思って震えるのである
なにかを書くなんていうのはそれこそそうなんだと
思う