ごご5

そういうわけで

文學界2022 1月号は

粛々と読んでいる

ついに能町さんの「私の身体を生きる」を

読んだが

もうこれは誰も何も言えなくなる文であり

 

なにしろ能町さんご本人が

沈黙かさもなくば相手を殺す

という気概で書いている文であるので

他の誰もが何も言えなくなるのは当然なのである

 

というか本来はどんな場合でも誰も何も

言えないはずなのだ

本来は

 

たとえそれがどんな話題であっても

 

レイプ被害者であっても

虐待をうけた児童であっても

人身売買された子供であっても

女盗賊プーラン(集団強姦の被害者)であっても

どんな問題であっても

あらゆる

場所で

あらゆる

ことが起きていてそれは

それらは誰からも何も言われるすじあいなどないのである

どれがよくてどれがダメなんて決めることのできる力や正当性をもつ者など

いないのである

だから全員

黙れ

 

ということである

 

 

能町さんは本当になんというか

今でも女性トイレに入ったときに女性から

クレームを

ぶつけられているのだろうか

(ゼロということはないのだろうなあ・・・)

 

本当にこの世はおかしなバカなことばかりで

 

くらい気分になってしまう

 

かなしいわ

 

オレがオレのためにすこしでも

たのしくくらす

ほうほうを考えるが

まずは今日の夕食をくってあたたかく

寝るのである

 

金子みすゞの第4回(100分名著)は起きてたらみます