映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」について

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プライムビデオで視聴

 

オレがいまこうして不調でなんというか

おそらく自らのことについて不満足で

先行きとかは当然わからないし

かといって明るい見込みもなく

なにかこう

すべて

において心からカラッと明るく楽しめる感じが

だんだん薄れてきて明るい見込みがない

ときにこそこういう映画をみるべきなんじゃないかと思って

 

途中までみていたが最後までみた

 

それこそ前にどっか(たまむすびでの町山映画評か・・それか宇多丸か)

で紹介だけを聞いていて

主人公の男は

トラウマ的なものをかかえて故郷のまち

かえってきたくなかったけどかえってきた

ということだけをきいていたがやっとそれがどういう

心の傷だったかがわかっただけでも

よかった

 

取り返しのつかないことをしでかすのは

 

ままあることだが

 

ましてや自分の不始末のしでかしが他人の命を失わせてしまうなんて

それは

一生忘れられないし

どうしようもなく

死ぬまで

とりつかれたまま

だろうと思うし交通事故の加害者だってそうだろうし

そういうの

誰にでもありうると思うと本当にこわい

こわいし

 

元妻とかも許してはくれるのだが

 

なんにせよどうにもならない

 

兄はいい人間だったのかそれとも

妻がアル中になったのは兄のせいなのかどうなのか

しらない

その出てった妻(パトリックの母)が

あたらしい夫をみつけたのはいいがこれもまた

まじめぶったクソ人間で

ろくでもねえなあ

 

主人公の元妻こそはくせのある美人ですけどね

 

なんというか

 

アメリカのニューイングランド

おおかた

ゴシックホラーのほうが似合うのではないか

 

アメリカは今でもぜんぶ土葬なのか

 

土地がひろすぎるんだよ

 

なんにせよなかなかこの陰鬱さは

忘れない

 

兄が

家具を買ってくれたのは

うれしかった