本よてい3

とはいえ

 

美術館にいきたい

というのは数年~10数年を経てじわじわとオレの中に

浸透していったのでその火は消えることはない

ありがたし

 

ありがたし

かもねん

 

というわけで当面読書して読書は返す前に読みたいという

それだけのことである

 

そうそうそれで

ツイートを引用する 

 

これは連ツイなのでその後もたどるのがおもしろいが

これをアレしていたえっと

RTしていたのがオレのふるくからのFFの人で

恩人なので感謝しているのだが名前はださない

 

このツイのポイントは

「一発逆転したい気持ち」なのであるが

それは

”誰にでもそういう気持ちあるよね”

ではあるのだが

でもそれはずるいし邪道だし

実際にはそれはぜんぜん逆転勝利ではなくて一瞬そう見えるだけのフラッシュで

実質としてあんたの勝ちとは誰も言ってくれないのである結局

 

なにかを時間・手間・苦労をかけて(コストを払って)それをしてきた人

の中にあるのはそれなりの積み重ねの財産なので

そんなん簡単に逆転できるわけないじゃんねである

もしそれがあるとすればそれは

本当の天才の努力の上にあるひらめきによる革新的な発明だけであって

そういうのはほんのほんの一握りの天才しかなしえない

 

そして凡人は天才ではない

 

今朝のカムカムエブリバディ(朝ドラ)が

大部屋俳優の五十嵐(ひなたとは一応恋仲だが)が

酒に酔わされて(酒に呑まれて)

俳優にからんで侮辱しておそらくは乱闘して

その結果謹慎で出演1年禁止になり

ひなたのなぐさめがかえってこころくるしくて(わかるよ)

俳優やめる

ひなたと別れる

みたいなことをいいだして

 

そこで

止める挨拶してたら虚無さん(先輩の大部屋俳優)が

木刀をくれるのだが

これは

われわれは大部屋俳優だがこころはサムライである

ということの象徴で

これまでの鍛錬(稽古)は

決して無駄ではなく消えてなくなるものでもなく

おぬしの中に残るのだ

と虚無さんは五十嵐に言うのだが

 

そういうものでしょ時間をかけて築き上げてきた自分の中の財産って

五十嵐にしてみれば所作と剣劇の立ち回りの演技の動作

そういうのってそう簡単に身につかないじゃん

それは五十嵐の財産なのにね

腐ってやめたらそれまでよ

 

というオレが横で感涙するようなドラマだが

朝ドラのことなので五十嵐を簡単に切り捨ててもう登場しない

ありうるのである

やれやれ

 

話しをもどして陰謀論の人ですが

そういうことに気がつくとそこからまた

政治経済の基本(社会科学)を勉強しようという気になるかもしれないじゃん

 

オレがバカなりに読書をつづけているのは

こどもとかティーンのころから社会科学は好きで

なぜこの社会は社会としてあるのかみたいなことを考えるのが好きだったからだ

(なぜひとりでは生きていけないのか とか)

(なぜ言葉は他人と通じる/通じない のか とか)

民主主義が最低の制度であるにもかかわらずそれ以外の選択肢がないこととか

なにかをあらわすのに一言で言っているのは大雑把すぎて使えないことばだとか

 

考えたいことはたくさんあるし

つきつめて考えるには言葉の力を使うしかない

 

一六世紀文化革命

1巻をもうすぐよみおわるのだが

繰り返し強調されていることは

もちろん科学的態度というもので

それは「計測・観察・記録」であり

実際にそうだったという事実を

記録してなんならそれを公刊して他人との間で議論できる

形にしないとなにも発展もしないし大発見も埋もれていくだけだ

ということで

結局科学もまた社会の中であるのである

われわれはそういう大きさの中にいることから離れられない

どうしても