ひる(午後の  ーオレが思う日本と世界のわるいところー

 

それでさあ

 

なんかこう喫茶店にいって帰ってきて

米たいて

それを蒸らす間に待ってるんだけど

 

橋本治が昭和のおわりと20世紀のおわりを

あらゆることを書いてしまって

それのことの雑文までぜんぶあつめた本を読んでいたら

いま

日本社会は21世紀になりますます

わるいいみで単純化してのっぺりしてどんどん

おもしろみがなくなってきているような面がある

森博嗣は世の中は良いところが漸増しているどんどんそうなるというが

 

なぜ「わるくなっている」とオレが思うのか

・職種の数の減少

多様な手や頭をつかう仕事がどんどんなくなっていく

大規模にすることがいいことだという

公的部門がもはや公的であることを捨てようとしている

水道民営化とか寝言を言いだしている

医療が赤字で何がわるいなのにわるいという

リハビリを切り捨てる(これ)

小さい商店が立ち行かないようにする

大規模店になる

第一次・第二次産業というものが人間がいなくなり(くっていけないから)

空洞化して(日本でつくると人件費が・・)いまは安くなってきたよ

三次産業サービス業だけの国になっていく

しかもそのサービスの中みが誰も誰ひとりとして専門家ではない

大規模店につとめるやつは「ただ売る」だけの人で

そのモノについて質問しても専門性がまるでなくて答えられない

(それこそ家電も食材もなんでもそう)

人間がいてサービス業しかない国ってそれなに>?

 

・IT化というがITでPCやスマホタブレットだけでできる仕事など限られているのにそれだけでなんでもできるようにかんちがいしている

・ネットにおける情報はネットで流しやすい情報だけでそこには真偽の審査もなく質が劣化する

・本や書店や図書館を軽んじてこれまでの蓄積たるknowlegeを参照することも継承することもできなくなる(大学教育でとくに理科系以外のものを軽視する予算をつけないみごろし)

・教育の価値を低めていく

・価値判断に必要な能力が低くなる

・教師を見下す

・経験に金を払わなくなるからベテランというものがいなくなる

・サービスの質は低下する

・税金を払う人がいなくなる

・外国人を移民として受け入れずうやむやとして受け入れてるから

日本という場所がそれ以外の国から軽蔑されるようになる

 

 

あとは

・日本社会のわるいところがそのまま悪いままで残っていて

いつまでも残っているんじゃないかというような気もするのである

権威とか

高齢男性の支配とか

論理を重んじない謎の理論

根拠を説明もできないルールを大切にする

世間様みたいななぞの規範を架空でつくって奉る

 

・それはひょっとしたら世界中がそうなんじゃないか・・・とか

 

引きこもっていれば(それでも食べていける体制を整えていれば)

わるい下賤な軽薄なバカな脳みその衰えた社会システムとその構成員を

見なくて触れなくて会話しなくて済むから

自分とそのまわりだけに接していればよくなっていく(蓄積と経験と認識)

ように感じるのかという仮説

 

いやさ

 

そんなに「100パーセント客観的に」社会がよいとかわるいとか

判断できるもんでもないよなよな

 

いやさ

オレの現実とは関係なくこの令和21世紀は

ほんとうにわるい世界だとか思うのである

 

世界によいもわるいもないのだが

 

ないよね

 

わるくなっていくことは昭和の時代からもうわかっていたような気がするのである

 

そうだろ

 

核も公害もわるいことが進むことの結果だろう

 

なんとかしようとしてガソリン車をやめていこうとか

ヨーロッパの連中(支配している・世界を)が言うが

それでかわりに電気だって?

電気をどうやってつくる?

化石燃料を燃やすか核のちからか

どっちかだ

(あとは風力地熱水力があるが・・・あるが・・・)

 

核は兵器として使われたあとに

開発を進め

取り締まりもしたが

結局持ってる奴が他の奴におまえは持つなといっても

説得力がなく

結果として核兵器をもってる国が

かつてもってたけど放棄した国にせめこんだ

のがこの令和4年2022である

くだらない

そういういみでの戦争

(内戦に他国がむりやり関わるのではなく

国境を明確に越えて侵略するタイプの国家間戦争)

「もうできないだろう」と21世紀になりたてのころにいわれていても

 

やってしまう奴がいて

それを止める手段実効性のある手段が

ない

というこのいまの現実

世界はわるい

 

コドモの人に申し訳がない