について教えたことのまとめた本
『読者に憐れみを』
ヴォガネット&スザンヌ・マッコーネル
おもしろいが
小説についての考えが
保坂和志との間でだいぶちがうのう・・・あるいは
オレがもうちょっとわかるようになると(実作者になると)
じつはそれは同じなのだ
と分かるようになるのかねえ
ヴォガネットが言うには
まあ
それについて真剣に考えていること
について
わかるように書く
他人に読ませるのだから
ということと
なるべく早めにどこの誰が何を5W1H
わかることは先にぜんぶ出してしまえ
しかしそのあとで何がおこりどうなるのかは
先をわからないようにさせよ
というのである
つまり「何かが起こる」のである
そこには葛藤とかその他(以下略)
なにかがおこるのがその小説世界である
しかしここからオレの思ってり
なにも起こらなくてもいいではないか
それでは読者はなにも興味をひかれないか?
もちろんそういう話(なにも起こらないがしかし
感銘がうまれる)のほうが
むつかしいのだろうなあ
なあ