小説のつくりかたについて(読書中)

ヴォネガットアイオワ大学をはじめとした多くの大学で文學

について教えたことのまとめた本

『読者に憐れみを』

ヴォガネット&スザンヌ・マッコーネル

おもしろいが

小説についての考えが

保坂和志との間でだいぶちがうのう・・・あるいは

オレがもうちょっとわかるようになると(実作者になると)

じつはそれは同じなのだ

と分かるようになるのかねえ

 

ヴォガネットが言うには

まあ

それについて真剣に考えていること

について

わかるように書く

他人に読ませるのだから

ということと

なるべく早めにどこの誰が何を5W1H

わかることは先にぜんぶ出してしまえ

しかしそのあとで何がおこりどうなるのかは

先をわからないようにさせよ

というのである

 

つまり「何かが起こる」のである

そこには葛藤とかその他(以下略)

 

なにかがおこるのがその小説世界である

 

しかしここからオレの思ってり

なにも起こらなくてもいいではないか

それでは読者はなにも興味をひかれないか?

もちろんそういう話(なにも起こらないがしかし

感銘がうまれる)のほうが

むつかしいのだろうなあ

 

なあ