帰路(まもなく

あーこの電車にって

にって乗ってついたら帰宅じゃんね旅が終わってしまう

いやん

でも次の旅があるさ

あるんだわさ

そう思わないとね

 

大変よいライブ野外の会場でみるその喜びは空がだんだんと暗くなっていくにつれて

ステージの照明がより明るく光り出すそれは少しずつの変化の軌跡で

カネコアヤノの曲も独奏とバンドで変わりまた

同じバンドがメンバー変われば違う曲になり

アレンジがマイナーチェンジして

カネコの歌声は

少しずつ演技演出が増していくだんだんとなにかステージの上では くねる声に少しだけ媚びを色付けするなどすごく淡い何かを付け足してみたり

以前はそういうの

見なかったなあ

と思ったり

それは自然に体がうごいたり

ジャンプしたり足を踏みならしたり

横を向いたり後ろをむいたり

音が要求する自然の力が体を

勝手にうごかして

いるのだ

いわば

観客がどうこうというアピールの

必要がまるで無い

 

きれいごとに聞こえても

 

売ろうとしない

沢山の数を売ろうとは思わない

ただそのときにそうしたい気持ちがあるのをそのまま音に紬ぎ

 

紡ぎ出していくかんじ

 

それって本当はぃちばん難しいよね

言葉だって気持ちをそのまま言葉にするなんてこと出来ないのに

おと

音楽にするだなんて

それできてしまう

のがこの人だねえ

 

っておもうんだ

だから追っかけて行きたいんだね