土曜日2

とりま洗濯をはじめる

曇りで外は乾かなそうだが

乾燥機なので問題はない

 

朝日土曜書評に綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』

やけに新刊から掲載まで遅いなあと思ったがこんなもんなのか

 

ばつぐんに面白かったし

整形については金原ひとみとの対比が考えさせられるけどね

 

新聞のそれは老人のほうしか向いていないのか

そうもいかないから「たてまえとしての全年齢向け」にしているのか

どうなのかね

 

坂口(恭平)は「新聞に公告をのせたがるのは出版社だけで

あれが出たからといって売り上げがのびるかというとのびない」(大意)

と書いていた『お金の学校』

それは坂口の「意見」であって真実のデータに基づいて

いるかというとそこは真偽がさだかではない

 

新聞を読む層はお金をもっているかどうかの問題である(文化程度の

問題ではないということ)

 

まあ新聞を読む層は本を買いたいと思っている層ではあると思うよ

だから出版社は「買いたいと思っている層に向けて発信している」

ことは正しく合っているとおもう

 

買う買わないは経済の問題であって可処分所得を何に振り当てるかの

問題である

 

坂口が絵や本を売って稼いでいるのはそれを買う人が

複数人いるからであって(「ファン」)

絵を買うというのは現代日本では相当のもんで

すごい好きかすごい絵が好きかのどちらかである

 

オレなんかそこについては程度が低いもんだからスマホ

画像保存するだけで満足しちゃう

ほんものの絵は美術館でみればいいやと思ってしまう

所有する

なんて

さあ

 

サブスクリプションで十分じゃん

 

そもそも世界の遺産たる絵なら個人が所有するなんてとんでもない

 

とか思っちゃう

 

本は複製製品だからねえ